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シャンティの絵本に翻訳シールを貼ってアジアの子どもたちに届けるボランティアが楽しかった!

2014年12月9日

みなさん、こんにちは。Jcross担当の秋葉です。
朝、なかなかお布団から抜け出せない・・・と思っていたらもう師走なんですね。

さて、少し前のことになりますが、シャンティ国際ボランティア会さんが提供している「絵本を届ける運動」にブレインテックのスタッフ有志で参加しました。

届ける先はカンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタンの子どもたち。
私たちは日本の絵本に翻訳シールを貼るだけです。

きっかけは、シャンティの鎌倉幸子さんが弊社の勉強会に来てお話ししてくれたこと。
(当日の様子は鎌倉さんのブログに掲載していただいているので、そちらをどうぞ。)

ブレインテックの関西事業所有志が、3年前からこの活動に参加していたこともあり、本社有志でもマネしてみることにしました!

大半はお昼休みや仕事の前後など、それぞれ都合が合えば声を掛け合って一緒に作業しました。
中には自宅に持ち帰ってお子さんとする人も。

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作業自体とても楽しくて、もっとやりたい! という声も多く聞こえました。

絵本の日本語の部分にカンボジアやミャンマーなどの現地語の翻訳シールを貼るのですが、しっかりとした質感のシールで、ページが白ければきれいに馴染むし、カラーページでも違和感なくむしろ文字のところが目立って読みやすそうです。

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これは喜んでもらえるね〜とみんなが納得の仕上がりです。

また、作業も間違えないような工夫がたくさんありました。

知らない言葉の文字の向きって・・・?

分からなくても大丈夫!
角が丸いのが上、角を落とすのが下、と決められています。

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シールの形も文字数の割に余白が大きい? と思うと、絵本にある日本語のエリアを隠すために必要なサイズだったりと、芸が細かい!!

作業をしながらシャンティさんのこの準備もすごいよね〜と感心、そしてありがたく思うばかりでした。

シールの切り貼りはそれほど難しくないのですが、最後に自分の名前をクメール語、カレン語、ラオス語などの現地語で書くのですが・・・

ここがみんなの苦労するところでした(笑)。

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文字というよりむしろ絵を描く感覚で、見よう見まねで何度も練習しました。

あんなに力一杯ペンを握るのは久しぶりで、子どもって筆圧強いけど、がんばって書いているからなんだね、と妙に共感した瞬間でした。

みんなで見せ合って上手いの下手だの、自宅で家族の名前を書いて遊んだりと。
ここはひとつの盛り上がりポイントです。

外の空気ではありませんが、普段の業務とは違うことをみんなでしてみるのはいい体験でした。
一同楽しくボランティアに参加することができました。

シャンティさんありがとうございました!

担当:秋葉